blog〜ピロリ菌〜

2024.05.29

ピロリ菌の検査と除菌治療は、2013年から保険適用となり、胃がんの予防の一環として広く推奨されています。

ピロリ菌の除去治療が保険適用となる為には、以下の条件を満たす必要があります。

①胃カメラ（内視鏡検査）で確定診断をつけます。

注：血液検査や尿検査でピロリ菌陽性を疑っても、胃カメラでの確定診断が必須となります。

②ピロリ菌が陽性と診断されたら、医師から処方される除菌薬を１週間服用します。

③服用後１ヶ月以上経過した後、除菌が成功したかの検査、呼気検査を行います。

注：ピロリ菌の陽性確定日から半年以内が、保険適用期間です。

以上、ピロリ菌の除去治療は、胃がんをはじめとする重大な疾患の予防に有効ですが、保険適用を受けるためには、タイムリミットを理解して適切なタイミングで治療を行うことが大切です。